最新鋭水上戦闘機、強風の開発までのつなぎとして、零戦をベースに開発された二式水上戦闘機
建設中の飛行場上空を敵から防衛するという日本海軍独特の用兵思想によって誕生した本機は、
零戦譲りの高い運動性を受け継ぎ、水上戦闘機としては申し分のない性能でした。
そして、海の上を滑走路にできる利点を最大限に活かし、防空、護衛、偵察と、多くの任務で期待された役割を十分に果たしました。
1943年12月21日に、ようやく本命の強風が制式採用されましたが、既にその時期にはソロモン方面の戦いはアメリカ軍の勝利で決着し、劣勢に立たされつつあった日本海軍において、強風の活躍の場はほとんどなくなっていました。
結局、強風の実戦配備は遅きに失し、本来、つなぎ的存在であったはずの二式水上戦闘機の方が活躍するという結果になったのです。二式水戦の総生産機数は327機にも登り、大戦時の水上戦闘機としての生産数は世界最多を誇っています。
米軍機の性能向上や戦局悪化などで1943年9月には二式水戦の生産も中止されましたが、本土防空や海上護衛等の任務に従事、末期には特攻機としても出撃し、終戦まで戦い抜いたのです。
そんな二式水上戦闘機のスペックや、誕生から終戦に至るまでを時系列に沿って解説した動画です。ぜひ最後までご覧ください。
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